2013.07.25

東京吹奏楽団との出合い

以前 コラムに書きましたが、私は北海道の留辺蘂町(現在の北見市)の中学に入学した時に学校の吹奏楽部に入りました。その中学生時代、先輩の一人が吹奏楽のレコードを持っていて、その中に現在私が所属する東京吹奏楽団のレコードが何枚かあり、時々先輩のお宅で聴かせて頂きました。

「世界マーチ集」と言うシリーズ物で、現在楽団の事務所に20枚位あります。
何年か前に事務所で見つけた時は「これだ！」と感動しました。

懐かしいので、先日その中の数枚を持ち帰り聴いてみました。
それはまだ創立間もない吹奏楽団のみずみずしい演奏でした。

その楽団が今年創立50周年を迎え、10月20日(日)に池袋の東京芸術劇場で記念の定期演奏会を開催します。
中学生の時に出会って聴いたレコードの楽団で、現在楽団長をしていることは不思議な気持ちもあります。

この6月に、創立時から現在に至るまでの関係者の座談会があり私も出席しましたが、その座談会の記事が音楽雑誌「バンドジャーナル」の10月号(9月発売)に掲載される予定です。ご覧頂ければ幸いです。

自分の音楽家としての人生を考えると感無量です。

東京吹奏楽団が録音に関わったレコードの数々

東京吹奏楽団演奏の「日本のマーチ」をアップで

 

レコードの中の解説書